以前のDIY豆知識でも書いた内容ですが、この前のゴールデンウィークで何度かあった接客内容でしたので、再度書こうと思いました。
お客様から「電動工具を使っていたら数カ月で切れ味が悪くなってきた。ゴールデンウィーク中にちょっと木の棚を作りたいんだけど、買い替えた方が良い?」と質問を受けました。
電動工具の切れ味が悪くなる最大の理由は、【刃の消耗】です。
大体の電動工具は、『丸ノコ』でも『ディスクグラインダー』でも『高速切断機』でも【替え刃式】です。
刃は消耗品なので、切れなくなったら替える必要があります。
本体を買い替える前に、刃を買い替えて下さい。
また最初に本体を購入した時に付いていた刃を【木材】にも【金属】にも何にでも使用されている方がおられます。
基本的に刃は用途によって種類があり、切る対象物によって刃を毎回交換する必要があります。
例えば、
木材を切る時は【木工用】
アルミを切る時は【アルミ用】
ステンレスを切る時は【ステンレス用】
石を切る時は【石材用】
コンクリートを切る時は【コンクリート用】
等です。
※対象物に適していない刃で作業をしていると以下の原因になります。
①切断面の仕上がりが悪い
②切断自体ができない
③切断ができない状態で無理に作業を続けると本体故障の原因になる
☆これらは切断作業だけでなく研磨作業等にもいえます。
刃の呼び方ですが、ディスクグラインダーの刃は【砥石】、丸ノコの刃は【チップソー】の商品名で販売されている事が多いです。
【YouTube】
→ https://youtu.be/Mbp0frAAWl0
【Twitter】
→ DIYアドバイザー33 (@33Diy) | Twitter
【工具男子】
不要な電動工具や手工具は【お金】に変えられます
売場で接客している時にお客様からよく聞かれる事があります。
「仕事で使わなくなった電動工具の買取してる?」
「新しい電動工具買うから、古い電動工具買い取ってくれる?」
「商売替えするけど、使わない電動工具捨てるのもったいないから買取してる?」
残念ながら私の勤めるお店では買取りをしていないのでお断りしました。
プロやDIY愛好家の方は、使わなくなった電動工具・手工具をお持ちだと思います。
【工具売場の担当者】としての私の意見ですが、電動工具は長期間使わなければ故障する可能性が非常に高いです。実際にお店で受ける修理内容でも、「数年ぶりに使おうと思ったら動かない」がとても多いです。そして大体こういう時は修理費が高いです。
最悪、モデルチェンジの改廃/後継機無しの部品供給停止で【修理不可】になります。
こうなると、お金を支払って捨てる事になります。もったいないです。
電動工具や手工具が不要になった時は、正常に動く商品価値が高い状態でお金に変えることをお勧めします。そして数年後にまた使用したくなった時は、その時の最新モデルを購入すれば更に作業を楽しめます。
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